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みづきのぶろぐはからあげのふくろみたく zukkeenee.exblog.jp

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まさかこんな日が来るなんて、、、。


早川書房さんから出ている、
「カート・ヴォネガット全短篇」シリーズの4巻目、
明日も明日もその明日も、の装画を描かせていただきました。
かっこよく仕上げてくださったのは、
デザイナーの川名潤さんです。

想うだけでは駄目ですが、
想うことは現実に近づく第一歩だなあと思います。
ちょっと長いですがお付き合いください。



今年1月、
その日は、朝から体調がすこぶる悪く、
いよいよトイレにも座っていられなくなり、
脱衣所の床で、ひとり、のたうちまわっていました。
冷や汗が止まらず、
床に頭を擦り付けて、
iPadで「痛み 解消 今すぐ」などと検索しながら、
神様はいないのか!などと考えていました。

そこに、ポロリン、とメールの受信音。

「書籍装画のご依頼、
早川書房(さん)、カートヴォネガット全短篇」
!!!
神様はいた!




更に時は遡り、
今から15年ほど前(多分)
アフロの日本人男性がアメリカで
バックパッカーの旅をしていました。

その男性は好きな小説の原書を探していました。
とりあえず本屋に入るのですが、
英語がからきしできません。
本棚を見つめていても、何も解決しないので、
思い切って店員さんに、
自分なりの精一杯の巻き舌で、何度も言いました。

「クワァート ヴォネグォアット! プリーズ!」



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これは本棚にある原書の内の1冊


その何年後か、
わたしはその男と生活を共にすることになり、
その為、
我が家の本棚にはヴォネガットさんの本がいくつか並んでいます。
川名潤さんが装丁をされている本も何冊かあります。
以前、川名さんの事務所に別の件で打ち合わせに言った際、
どうやらそれの原画が飾られているのを発見して、
こっそりチラチラと眺めていました。

そして、昨年、早川書房さんから
「カート・ヴォネガット全短篇」が出ると知りました。
その装丁が川名さんで、
装画は1巻が和田誠さん、
2巻が100%ORENGEさん
3巻が長崎訓子さん、
やっぱりとても素敵です。
「いつか、私もヴォネガットさんの本に絵を描けたら嬉しいなあ、、、。」
なんて、想っていたのです。
いたのです!
神様!!
私でいいんでしょうか?!




意識は脱衣所にもどってきました。
絶対今、死ぬわけにはいかない。
この体調を治して、ヴォネガットさんの絵を描く!
立ち上がる力がみるみる湧きました。

「体調ワルイ
ヴォネガットさんの仕事依頼アリ」
私は同居人にポーンとメールを送りました。

神様、川名さん、早川書房さん、
その節は本当にありがとうございました!



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表紙もめちゃくちゃ素敵。ピンクのしおりがアクセント。


ヴォネガットさんのSFは
人間の根っこの悪いとこや弱いとこを
ポップに描かれているなあと思います。
最近インターネットやSNSを見て、
なんとも言葉で言えない気持ちになるのですが、
本当はおもっきし、言ってやりたいようなきがしています。
でも、だれのことも傷つけずに、
「ばーーーーーか!」って言う方法が分かりません。
私がばかだからです。
ヴォネガットさんが生きてたら、
今の世に上手に言ってくれそうだなあ。
それでもみんな笑ってくれるでしょう。




©Mizuki Goto
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# by zukkeenee321 | 2019-03-16 21:55 | work・ニュース | Comments(0)

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最終回の「しろいうま」を描いている時に友達がたまたまお土産にくれたうま。ミラクル。


2018年1月号より連載させていただいていた、
ちいさなおはなしの読み切り「あのね」が、
2019年3月号で無事に最終回を迎えました。

連載のご依頼を頂いた時は、
ものすごく迷いましたが、今はお請けして本当によかったと思っています。
「やるか」「やらないか」、で迷った時、大抵「やらない」を選択する私。
当時の私、よく決断した!

何より、こんな私に大事な5ページを託してくださった、
編集部の皆さんに、心から感謝をしています。
本当にありがとうございました。
毎月、陰気なラフを送る度、
「今回も暗くてすみません、雑誌の色を考えずにすみません」と言っていましたが、
編集の方がとっても明るく
「大丈夫です!」と背中を押してくださって
毎回救われていました。
本当に感謝しています。


いつも陰気な内容になってしまうので、
最終回ぐらいはシュールで明るくしようと思ったのに、
過去最高にドグラになってしまいました。
隠しきれない根暗。

最終回のタイトルは
「だれのしろいうま」
です。

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毎月違うおはなしを考えるのですが、
結局毎月同じようなことを言っている気がするなあ、、、と思っていました。

中島みゆきさんの曲で
「だれも悪くはないのに 悲しいことはいつもある」と言う歌詞があります。
そこだけ聴くと、とても陰気に思いますが、
どうしてか、希望とか底力のようなものを感じます。

この連載の根底には「悲しいことはいつもある」がひっついている気がします。

おこがましいこと限りなしですが、
うまくいくことばかりでない暮らしの中で、
読者の方に少しでも希望を持って頂けていたなら、
嬉しいです。

1年と3カ月間、本当にありがとうございました!


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佇まいも内容もとっても素敵な、どっしり地に足がついた雑誌です

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# by zukkeenee321 | 2019-02-08 13:15 | work・ニュース | Comments(0)

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写真撮影はデザイン事務所「ミニマル」の正木さんです!すてき!


12月1日から彦根で
「おなみだぽいぽい原画展〜ねずみなげたみずのおと篇」がはじまりました。

前日に搬入がありました。
今回は3店舗同時開催ということ!
いつもなら、しっかり設計図を描いて、
何をどう飾るか決めてから搬入するのですが、
(意外でしょう?不安症なんです)
今回は、あまり考えずに、
使えそうなものを送って、その場で考えるという、
胃薬必須の大搬入大会でした。
でも、そんな不安は杞憂に終わりました。
だって、半月舎さんも、mittsさんも、& Anneさんも、
みなさん、びっくりするぐらい笑顔100満点だったからです。
優しい!すごい!優しい!
私はすっかり安心しきって、
お店の方やミシマ社さんに頼りながら、
ずんずんと搬入が終わりました!なんて搬入楽し!!
みなさん、ありがとうございます。



半月社さんには、絵本の表紙や、未使用原画、

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こちらは私の撮影。半月舎さん。
トリはミシマ社さんがたくさん作ってくださいました!


mittsさんには、ミシマ社のしかけ屋 長谷川さんが作ってくださった、
ぱんのみみぽいぽいアトラクションコーナーや、
みんなのなきたいきもち、なみだをコラージュしてつくる
みずたまりの参加型コーナー。
それからミシマ社さんとのご縁のきっかけとなった
山本ふみ子さん著作の「家のしごと」の表紙原画があります。

  
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この写真はmittsさんのインスタグラムから拝借、すみません。


& Anneさんには、
絵本の原画をずらり一周並べました。

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こちらは私の撮影。& Anneさん
ぽいぽいハウスも健在


どのお店も近くにあるのですが、
並んでいる本の雰囲気がそれぞれ違って面白いです。
帰りはリュックが行きより重くなっていました。おかしなこと!

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正木さん撮影。各店舗でスタンプを集めて、おなみだ的スーベニールをゲット!
スーベニール(ステッカー)は3枚入り。バッジやマグネットにアレンジしてもよし。


それから、初日には細馬宏通さんとのおはなし会
「かえるの目、ねずみの口、ぱんのみみ」がありました。
私はかえるさんとお話しすると緊張してしまうので、
お話しの前はやっぱりすごく緊張したのですが、
& Anneさんがおやつに特製「ぱんのみみ」を出してくださって、
心が落ち着きました。

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ぐるぐるタイプとノーマルタイプ
anneさんインスタグラムから拝借


かえるさんが
「この絵はどうやって?」
「なんでこんなとこに紙が貼ってあるの?」と
誰も気に留めないようなことを
一枚一枚聞いてくださったので、
なんでだったかな、、、と思い出しながらお話ししました。
なんでという理由はあまりないのですが、
でも、その時、そうじゃないといけなかった。
やっぱり理由はあるのです。

原画をアトリエの壁に時計のようにぐるりと並べて、
私は時計の針みたいにぐるぐるしながら、
少しずつ描いて、直して、消して、重ねていったこと
どの絵がおかしいか、
全部の場面を納得するまで絶対描き終えない、
それは人のためにじゃなくて、自分のために、
といった日々を思い出しました。
もう随分昔の話です。

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おはなしの途中で、ある絵の天地が逆さまだと気付いた場面。
自分で飾っていて全く気づかない愚かさ。でも私の絵のあるあるです。


かえるさんがおはなしの中で
「後藤さんの絵は、描くというより、クラフトだね」と仰いました。
絵を描く時は「もの」をつくる気持ちで描きたいと、
日頃思っていましたが、
そうか、クラフトか!すごく納得しました。
だって、私、なんでも自分で作るのが好きです。
(この日のTシャツも、ズボンも自分で作ったお気に入り)
ズボンつくるみたいにワクワク絵も描きたいなあ。

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ねずみへおてがみ ありがとう


自分でもスタンプラリーをしながら、
彦根の街を堪能しました。
人も、街も、鉄板焼きも、彦にゃんも、
全部好きでした。
また、いつか会いに行けるように頑張ります。

かえるさん、このような機会を与えてくださり、本当に心から感謝しています。


展示は11日まで、ぜひみなさんお越しくださいね。


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# by zukkeenee321 | 2018-12-07 21:03 | 展覧会情報 | Comments(0)

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いま、とても、
ダイナマイトみたいなきもち。
誰かに触ると爆発しそう。
だからひとりでいる。

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# by zukkeenee321 | 2018-11-27 22:35 | 日々のこと | Comments(0)

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久しぶりの原画展がいよいよ迫ってまいりました。

展覧会自体が久々なので、

どうやっていたか思い出しながら準備を進めています。

昨年より心に余裕があるので、

今回はグッズをせっせと作っています。

やっぱりものをつくるのは楽しいです。

とても無駄な時間なのですが、

絵がものになることに、しびれます。

その時限りのおたのしみ。

完全に自己満足です。


今回は、細馬宏通さん、かえるさんにご縁をいただいて、

彦根で展示をすることになりました。

細馬さん、かえるさん、心よりありがとうございます。

だから、

「ねずみ とびこむ みずのおと」です。

彦根に飛び込むわたし、

おぼれてしまいますか?


そして、なんと細馬さんとお話会をさせていただくことになりました。


細馬さんといえば、ものすごいよく見える目をお持ちなのです!


少し前に、細馬さんの「二つの この世界の片隅に」
を読みました。

ちょっと読んでから「あ!漫画をこれは読んでから読まなきゃ!」と思って

漫画を読んで、

「あ!映画も見なきゃ!」といって

映画も見ました。

それから何度も、漫画と細馬さんの本を行ったり来たりしました。

自分ではりんごの皮ぐらいしか読み解けていなかったものが、

りんご!芯まで食べた!もっと食べたい!と思い、

こうの史代さんの他の漫画も読んでしまいました。


そんな細馬さんが「おなみだぽいぽい」を目に留めてくださって、

本当に嬉しいです。


昨年、今後人前で話すことは一生ないであろうと思ったのですが、

せっかくご縁をいただきましたので、

頑張ろうと思います。

メリーの麻ちゃんに

「○×の札を持っていって、それで答えようかな」といったら、

「○や×では答えられないことがあるから、絵本つくったんやろ?

と言われました。

その通り。


自意識過剰、言葉足らず、世間知らず、内向的、、、

不安要素だらけですが、

嘘だけはつかないように

神様に誓います。

変にかっこつけてしまったら、針千本のみます。

どうぞ見張りに来てください。


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絵本「おなみだぽいぽい」(ミシマ社刊)の原画を展示します。

原画には、これまでの日々が、層になって重なっています。

今回は、彦根の城下町にある3つの本屋さんで開催。

それぞれの本屋さんをイメージして描き下ろしたイラストの原画も展示します。

ぜひご覧ください。

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●会期:2018.12.1(土)-12.11(火)

※会期中 水・木休み

●会場・営業時間

・& Anne(彦根市中央町4-35)10:30-18:00

・半月舎(彦根市中央町2-29)11:00-18:00

・MITTS FINE BOOK STORE(彦根市本町2-2-44)11:00-17:00

3つの本屋さんをめぐってね。

展示期間中、スタンプラリー開催!3つ揃ったら、おなみだ的スーベニールをプレゼント!

●トークイベント

ぽいぽいおはなし会「かえるのめ、ねずみのくち、ぱんのみみ、」

め、くち、みみがはたらく話。おやつあります。はなをきかせてきてね。

細馬宏通(滋賀県立大学教授)×ごとうみづき

日時:2018.12.1(土) 15:00-16:30(14:30から受付)

会場:&Anne

参加費:1,500円(おやつ付)

定員:20名


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# by zukkeenee321 | 2018-11-25 16:28 | 展覧会情報 | Comments(0)


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『両方になる』アリ・スミス/作 木原善彦/訳

新潮社クレストブックス(敬称略すみません)の

装画を描かせて頂きました。

レンガにセメント塗るように、何度も塗り重ねました。

この2冊、おんなじに見えるけど、おんなじじゃないんです。

おススメは読み終えたら最初に戻って読み返しです。


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椎名誠さんの

『地球上の全人類と全アリンコの重さは同じらしい。』

(角川文庫)の

装画を描かせて頂きました。

カバーデザインは國枝達也さんです。

前回の『アナコンダ(略、すみません』に続き、

土の匂いのするSF的エッセイです!



今、出版について色々ありますが、

私も色々思うけど、

ものすんごく、自分本位の、

自分のことだけを考えた気持ちは、

ブログにだけ書こう。


装画を描くとき、

色々想いながら制作しています。


本の内容や人物のことは言わずもがな、

いい絵にしたいなあとか、

どうしたら手にとってもらえるかなとか、

知らない人に好きになってもらいたいとか、

本屋さんにどうやって並べてもらえるかなとか、

著者さん、気に入ってくれるかなあとか、


もろもろの考えがぼんやり浮かぶ中で、

何度も何度も塗り重ねて、

描き直して、

デザイナーさんに送る時の心臓爆破音や、

デザインを見せて頂いた時の喜び!


私はちいさなイラストレータでしかないけど、

沢山の人の手間ひま想いがあって、

やっと一冊本が生まれます。


できるだけ、沢山の人に手にとって欲しく、

純粋に!(強調)、本を楽しんでほしいと願っています。




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# by zukkeenee321 | 2018-09-22 20:43 | work・ニュース | Comments(0)

わずかに立体


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ペラペラの紙を切り抜いたら
紙はわずかながら立体になって
ヒラリととんで
わたしのうしろにおちました。
床の上に降りた立体は
写真に撮ったら
絵のように平面にはりついていました。


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# by zukkeenee321 | 2018-09-08 22:42 | 日々のこと | Comments(0)

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かっこいい表紙は、絶対的に好きなはずのワイズベッカーさん
きっと好きだから、見ないようにしている


玄光社 イラストレーション 2018年9月号に掲載していただきました。
して頂きました?
まだ、ぼんやりと嘘みたいです。

ずっと憧れていた雑誌、
毎回、発売日が待ち遠しかった、
イラストレーターになれるかもしれないと、
きっかけを与えてくれた雑誌です。

イラストレーターになるためには、
イラストレーターより描かなきゃいけないと思って、
毎月必ず何かのコンペに、
応募を続けていました。
イラストレーション・チョイスコンペは、
当時、生活の一部でした。

はじめて、チョイスに入選したとき、
めちゃくちゃ嬉しかったな。
そのときは色鉛筆で描いていました。
その後、コラージュをはじめて、
今は木にガムテープを貼っている。

その間、人の目が気になって、
人の絵も見れなくなって、
大好きな雑誌、イラストレーションを見れなくなりました。
コンペに出すことも、卒業しました。

今は、東京に出てきてまるっと10年です。
少しずつ、自分のことがわかってきました。遅い。
まだまだ、できないことの方が多い。

この間、メリーゴーランドの増田さんに
この本を渡したら
「たくさん仕事をしてきましたねえ」
と言ってくださいました。
そのあとすぐ、別の人を褒めはじめたので、
嫉妬の炎がボッと燃えたのですが、
でも、本当、
派手な活躍はしていないかもしれないけど、
みんなに見られていなくても、
地道に自分なりに、一生懸命仕事をしてきたつもりです。
(一生懸命仕事をしています、なんて、
かっこ悪くて自分では言いたくないのです。でも今日は言った。)

でも、まだまだ道半ばです。
これがいい思い出になっているようではいけません。
自分で言わなくても分かるくらい、活躍していたいけど、
活躍を狙うとおかしなことになるので、
ゆっくりじっくり、
焦らず自分のペースで、
私だけの好きなことを大事にしていきます。

最後に、イラストレーション編集部の岡さん、
私なんかにスポットを当ててくださり、
薄い私に気づいていてくださり、
本当にありがとうございました。


©Mizuki Goto
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# by zukkeenee321 | 2018-07-19 10:23 | work・ニュース | Comments(2)

時計と人


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花を見たり
ねこをなでたり
音楽を聴きに行ったりすると
時間に追い抜かされてしまって
わたしは急いで時間を追いかけて
仕事仕事仕事をします
その間も
花は咲き
ねこはあくびをし
あの子たちは歌っています
悔しいのですが、でも、
わたしは
たったのいい絵が描けただけでぐっすり眠れます

©Mizuki Goto
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# by zukkeenee321 | 2018-06-25 23:29 | 日々のこと | Comments(2)

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正しいことに嫌気がさした時は、
お風呂に本を持ち込んで、
フック船長の言葉を聴きましょう。

フック船長がこの世で一番大切に思っていることは
「行儀がいい」ことです。
ピーターパンは頑なに行儀がいいです。
それは、正義というよりは、平等に戦いたいという欲です。

そんな、ピーターのまっすぐに、
フックは自分が正しいのか不安になります。

でもね、船上のマストに追い詰められた最後の最後、
ピーターが一度だけ、行儀の悪いこと!
フックの足を蹴飛ばすのです。

そうして、
フックはやっと幸せに満ちたりて、にやり笑って、
自らワニの口の中に落ちて死んでいきます。

誰の中にも、正しいものと正しくないものがあります。
それで、私もすっかり安心して、
湯船にブクブク顔をうずめます。

私は、ピーターパンもフック船長も
誰の心の中にもいると思います。

©Mizuki Goto
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# by zukkeenee321 | 2018-04-12 02:49 | 日々のこと | Comments(0)