
「ねぼけたはっぱのえほん よんでよ!」
と何度もねだられました。
そんな絵本読んだ記憶はないが、
坊は「なんでよんでくれないの!?」と
少し怒っている。
脳みそをひっくり返して「寝ぼけ 葉っぱ 絵本」と
検索してみてもさっぱり思い当たりません。
しびれを切らした坊様が
「これだよ!」と指をさしたのは
ウーフの表紙のバッタでした。
はて?なんで??どゆこと?
「だからこれだよ!」とパラパラめくって
今度は本文の中のバッタを指差しました。
よくよく文章を読むと、、
おお!そゆこと!!
ましてや寝ぼけていたなんて、、
毎夜、寝ぼけながら読み聞かせている母の記憶には
全く残っていなかったのです。
それでも、母のほぼうわ言のような読み聞かせを
とても小さな一文まで
しっかり聴いてくれている坊様、ありがとう。
最近は自分で読むことも上手になった。
母の密かな楽しみは、
坊様に全くはじめましての絵本を渡して、
絵だけで想像して自分で思う言葉で読んでいるのを
こっそり聴くことです。