
2018年1月号より連載させていただいていた、
©Mizuki Goto
ちいさなおはなしの読み切り「あのね」が、
2019年3月号で無事に最終回を迎えました。
連載のご依頼を頂いた時は、
ものすごく迷いましたが、今はお請けして本当によかったと思っています。
「やるか」「やらないか」、で迷った時、大抵「やらない」を選択する私。
当時の私、よく決断した!
何より、こんな私に大事な5ページを託してくださった、
編集部の皆さんに、心から感謝をしています。
本当にありがとうございました。
毎月、陰気なラフを送る度、
「今回も暗くてすみません、雑誌の色を考えずにすみません」と言っていましたが、
編集の方がとっても明るく
「大丈夫です!」と背中を押してくださって
毎回救われていました。
本当に感謝しています。
いつも陰気な内容になってしまうので、
最終回ぐらいはシュールで明るくしようと思ったのに、
過去最高にドグラになってしまいました。
隠しきれない根暗。
最終回のタイトルは
「だれのしろいうま」
です。
毎月違うおはなしを考えるのですが、
結局毎月同じようなことを言っている気がするなあ、、、と思っていました。
中島みゆきさんの曲で
「だれも悪くはないのに 悲しいことはいつもある」と言う歌詞があります。
そこだけ聴くと、とても陰気に思いますが、
どうしてか、希望とか底力のようなものを感じます。
この連載の根底には「悲しいことはいつもある」がひっついている気がします。
おこがましいこと限りなしですが、
うまくいくことばかりでない暮らしの中で、
読者の方に少しでも希望を持って頂けていたなら、
嬉しいです。
1年と3カ月間、本当にありがとうございました!
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